新日本製鐵名古屋製鐵所見学会

に参加してきました。鉄鋼商社に入社して半年。現場を見てみたかったので、とても楽しみにしてきました。名古屋駅からバスで50分。東海町という知多半島のつけねの海沿いに製鐵所はあります。さすがに敷地がとても広く、1番長い道路は3キロあるそう。だから各工場へはバスに乗って移動です。まずは、製鐵所の概要説明がありました。その後、高炉の近くまで。ヘルメットをかぶるのは久しぶり。なんだか気持ち入りますね〜(笑)それから、老朽化して使わなくなった高炉の釜を見ました。外側にはセンサーがたくさん取り付けられていて、錆び付いた鉄の固まりはなんだかどっしりした雰囲気で、でも役目を終えてかどこかさびしげでした。
その後は、熱延工場見学。1200度まで熱されて真っ赤になった鋼を目の前で延ばしていました。鋼が前を通る度に、20m程離れた見学通路まで熱が伝わってきてあまりにも熱くて顔が溶けそうでした。
普段、こうしてできたものを取り扱っているんだな〜とわかりよかったです。残業続きでいい加減仕事が嫌になってきたけど、少しモチベーションが変わりました。

これがあの華麗なる一族でもでてきた高炉です!ヘルメットをかぶった見学者達と一緒に。

古い高炉。下にあるたくさんの引き出し口から高温の蒸気を出し、上から落ちてきた鉄鉱石と石炭など溶かすそうです。

高炉の外側にびっしりと埋め込まれたセンサー